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 e-Tax のポイント解説/令和7年分

2026年1月7日掲載

e-Tax のメリット

e-Tax(電子申告)には、次のようなメリットがあります。

  • 事業的規模の場合、青色申告特別控除 65万円 を受けられる。
    • e-Taxで電子申告 ⇒ 青色申告特別控除額 65万円(最高額)
    • 紙に印刷して提出 ⇒ 青色申告特別控除額 55万円(最高額)
  • 自宅から、時間の制限なく、確定申告ができる。
  • 確定申告書へ添付する書類は、提出不要。 ※5年間保存が必要
  • スピード処理され、還付金が早く戻ってくる。

初めての e-Tax、事前準備が必要です!

e-Tax(電子申告)は、次のような流れになります。初めてe-Tax する場合は、事前準備が必要になります。

  1. 事前準備
  2. 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」へ決算データを入力し、「青色申告決算書」所得税「確定申告書」作成・送信
  3. 送信データを保存 
    ※翌年からは、保存データ(拡張子:.data)を読み込むことで、必要データを引き継いで、次年度分を作成することができます。
  4. 同様に、消費税の「確定申告書」を作成・送信することができます。
    消費税の申告については、コチラのページをご覧ください。

事前準備とは?

e-Tax には、マイナンバーカードが必要です。

マイナンバーカードが普及するまでの暫定措置とされていた「ID・パスワード方式」は、2025年9月末にて、<ID・パスワードの新規発行>が終了しました。
既に「ID・パスワード方式」の届出を提出し、「利用者識別番号」を取得済みの場合は、引き続き「ID・パスワード方式」を利用できます。

ただし、マイナンバーカードの普及に伴い、ID・パスワード方式の廃止時期が検討されています。予めご了承ください。

  1. e-Taxマイナンバーカード方式
  2. e-TaxID・パスワード方式 ※マイナンバーカードが普及するまでの暫定措置
    • マイナンバーカードを持っていない場合
      税務署にて、「利用者識別番号(16桁の番号)」を取得
      ⇒ 2025年9月末にて、<ID・パスワードの新規発行>が終了
      ID・パスワード方式の廃止時期が検討されています。

マイナポータル連携で、e-Taxをもっと便利に!

マイナポータル連携とは、確定申告書の作成において、所得控除控除証明書等のデータを(マイナポータル経由で)取得し、確定申告書の所得控除欄へ自動入力する機能です。

マイナンバーカード方式を選択している場合に、利用できる機能になります。

マイナポータル連携のメリット

次のようなメリットがあります。

  • 所得控除の書類を集める手間が省ける。
  • 確定申告書へ自動入力されるので、入力ミスが無くなる。

マイナポータル連携の対象は?

マイナポータル連携対象は、現在以下のようになっています。年々対象が拡大しています。詳しくは、マイナポータル連携特設ページ(国税庁)をご覧ください。

  • 医療費
  • ふるさと納税
  • 生命保険料
  • 地震保険料
  • 社会保険料(国民年金保険料、国民年金基金掛金)
  • 小規模企業共済掛金
  • 公的年金等の源泉徴収票
  • 給与所得の源泉徴収票
  • iDeCo
  • 住宅ローン控除関係 等

マイナポータル連携の事前準備

マイナポータル連携を利用するには、マイナンバーカードが必要です。事前準備について詳しくはコチラをご覧ください
手続に時間がかかる場合がありますので、早目の準備をおススメします。

  1. マイナポータルへアクセスして利用者登録
    ※マイナンバーカードの本人認証あり。
  2. 確定申告の事前準備ページで取得したい証明書を選択
  3. マイナポータルとe-Tax・民間送達サービス・ねんきんネットを連携
  4. 民間送達サービスと証明書等を発行する企業との連携
  5. e-Taxのマイページで情報取得希望の登録(給与所得の源泉徴収票情報等を取得する場合)

【関連情報】
マイナポータル連携を利用するまでに行う事前準備/国税庁
マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体一覧/国税庁
マイナポータルと連携した所得税確定申告手続/国税庁
マイナポータル操作マニュアル/デジタル庁
マイナポータル よくあるご質問/デジタル庁


「確定申告書等作成コーナー」 から e-Tax

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にて、「青色申告決算書」と「確定申告書(所得税/消費税)」を作成・送信することで、e-Tax(電子申告)が行えます。

作成コーナーの「ご利用ガイド > 入力例」から、操作の手引き(以下)をダウンロードできます。

【e-Tax 操作の手引き/国税庁 確定申告書等作成コーナー】
令和7年分 確定申告書等作成コーナーご利用ガイド(パソコン版)
【所得税】 決算書作成(青色申告)編
【所得税】 青色申告決算書を作成した後に確定申告書を作成する手順編
令和7年分 動画で見る確定申告

令和7年分の申告期限

  • <所得税> の申告期間
    令和8年2月16日(月) ~ 3月16日(月)まで
    ※還付申告は、令和8年2月13日(金)以前でも提出できます。
    ※国税庁「確定申告書等作成コーナー」からの e-Taxは、1月5日から行えます。
  • <消費税> の申告期間
    令和8年3月31日(火)まで

令和7年分の変更点・注意点

変更点

  • 「確定申告書」の様式変更/所得控除

    令和7年度の税制改正に伴い、「所得控除」の控除額が変更され、新たに「特定親族特別控除」が創設されました。

    国税庁「確定申告書等作成コーナー」では、「確定申告書/控除等の入力」にて、「配偶者(特別)控除」又は「扶養控除」の入力画面へ入力した親族に関する情報を基に自動計算されます。

    第一表 「所得から差し引かれる金額」の欄へ、「特定親族特別控除」の欄が追加されました。
    e-Taxの事前準備

    第二表配偶者や親族に関する事項」欄へ、「特親」が追加されました。
    e-Taxの事前準備

  • 「青色申告決算書」/売上金額・仕入金額の明細 <再掲>

    インボイス導入により、令和5年分から「青色申告決算書」の3ページ目へ、「売上(収入)金額の明細」と「仕入金額の明細」の欄が追加されています。

    ソフトの自動入力機能を使用されていない場合は、マイページから、「売上_仕入明細の計算書」をダウンロードして、取引先別(法人)の集計を行ってください。
    e-Taxの事前準備

    売上先を入力する」をクリックすると、入力画面が表示されます。
    売上先別の入力は4社までになります。
    ※インボイスの「登録番号」または「法人番号」を入力して「検索」をクリックすると、「売上先名(社名)」と「所在地」が自動表示されます。
    e-Taxの事前準備


注意点

  • マイナンバーカードで e-Tax されている方へ
    申告前に「マイナンバーカード」と「電子証明書」の有効期限を、必ず確認してください。
    有効期限を過ぎている場合、e-Tax を利用することができませんので、ご注意ください。
    確定申告期は、更新窓口(市区町村)の混雑が予想されるため、早めの更新手続が必要になります。

  • 推奨環境
    「確定申告書等作成コーナー」の推奨環境は、Windowsの場合 Windows 11 に限られます。推奨環境外での使用は、正常な動作をしないおそれがありますのでご注意ください。

  • 還付金の受取口座
    税金の還付について、「確定申告書/第一表」の「還付される税金の受取場所」へ、振込を希望する口座を記入する際、以下について注意が必要です。
    • 口座名義は、申告者本人の氏名のみの口座に限られます。屋号(事業所名や店名)が含まれる口座は受取口座にできません。
    • 一部のネット銀行については、還付金の振込みができません。予め振込みの可否について確認が必要になります。
  • 医療費控除の集計フォーム
    国税庁/令和7年分 確定申告特集サイトからダウンロードいただけます。
    ※昨年ダウンロードした様式(ver3.1)も、使用できます。
    セルフメディケーション税制の適用を受ける場合は、「医療費集計フォーム」は使用できません。

  • xmlデータの読込
    「事前確認/xmlデータの読込」画面では、医療費通知や寄附金控除など申告に要する電子データ(xml形式)がある場合に、ファイルデータを読み込みます。
    医療費集計フォームや配当集計フォームは、この画面では読み込めませんのでご注意ください。この後の収入や控除の入力画面で読み込みを行います。
    e-Taxの事前準備

青色申告特別控除<65万円>の要件

青色申告特別控除<65万円>を受ける要件は、次のいずれかになります。
本ソフトは、国税庁が定める「優良な電子帳簿」には該当いたしませんので、「e-Tax で申告」をご選択いただくようになります。ご了承ください。

  • e-Tax で申告 又は
  • 優良な電子帳簿保存

「青色申告決算書」「確定申告書」の作成中の以下の設問には、次のように回答いただくようになります。

  • 青色申告決算書/青色申告特別控除に関する質問
    e-Tax で送信する場合、「青色申告特別控除に関する質問」では、「65万円」「いいえ」を選択、「貸借対照表の作成」で、「はい」を選択します。
    e-Taxの事前準備

  • 青色申告決算書/送信方法の選択
    決算書の作成完了後、「送信方法の選択」では、「所得税の確定申告書と一緒に送信する」へチェックを入れます。決算書の入力データを引き継いで、確定申告書を作成します。
    操作手順については、「操作の手引き 青色申告決算書を作成した後に確定申告書を作成する手順編」をご覧ください。
    e-Taxの事前準備

  • 確定申告書/帳簿の種類
    「事業所得の入力/帳簿の種類」は、「2.会計ソフト等で作成した帳簿」に該当します。
    ※選択内容は、「確定申告書 第一表/収入金額/事業所得」の「区分」へ「」と表示されます。
    e-Taxの事前準備

  • 確定申告書/青色申告特別控除の入力
    青色申告特別控除額」へ控除額を入力して、「電子帳簿保存の適用の有無(※)」は、「チェックなし」になります。
    ※電子帳簿保存の適用を受けるには、国税庁が定める「優良な電子帳簿」を使用し、税務署へ事前に届出が必要になります。
    e-Taxの事前準備

「確定申告書等作成コーナー」の操作手順

トップ画面

確定申告書等作成コーナー」へアクセスすると、以下のトップ画面が表示されます。
利用状況によって、作成開始ボタンを選択します。

  • 初めて利用する場合
    作成開始」をクリック ⇒「提出方法の選択」画面が表示されます。

  • 前年の入力データがある場合
    保存データを利用して作成」をクリック
    • 保存データ利用方法の選択」画面から、「過去の年分のデータを利用する」の「新規作成」をクリックします。
    • 画面の案内に従って進み、「作成する申告書等の選択」画面が表示されたら、「決算書(+所得税)」を選択します。
    • 過去の年分のデータの読込」画面が表示されたら、「ファイルを選択」をクリックして、前年の申告データ(拡張子 .data)を選択し、「保存データ読込」をクリックします。
      個人情報前年の「貸借対照表」の期末残高「減価償却資産台帳」の資産データ(※)などを引き継いで入力できます。
      ※「減価償却費の入力」にて、「本年中の償却期間」の選択が必要です。

      e-Taxの事前準備

事前確認/提出方法の選択

e-Tax の提出方法を、選択します。

  • マイナンバーカード方式の場合
    はい」を選択。設問に応えて、認証方式(スマートフォンを使用/ICカードリーダライタを使用)を選択します。
    ※動画/国税庁: マイナンバーカードを利用してe-Taxで申告書を提出する方法

    e-Taxの事前準備

  • ID・パスワード方式の場合
    いいえ」を選択。提出方法から「e-Tax ID・パスワード方式・パスワード方式」を選択します。
    「作成する申告書の選択」へ進む前に、次の確認作業があります。
    • 使用するパソコンの動作環境の確認
    • 利用規約への同意
    • 利用者識別番号(16桁の番号)」「暗証番号」の入力 ⇒ 登録確認
    • 表示された登録情報(本人情報、住所地、事業所等)を確認

    e-Taxの事前準備

事前確認/作成する申告書の選択

  • 「作成する申告書の選択」画面から、「令和7年分の申告等の作成」の右横の「▼」をクリックして、「決算書(+所得税)」を選択します。
    e-Taxの事前準備

事前確認/マイナポータル連携の選択/マイナンバーカード方式のみ

  • マイナポータル連携の選択
    「利用する/利用しない」を選択して、「次へ進む」をクリックします。
    • 表示された「e-Tax を行う前の確認」画面で、推奨環境を確認します。
    • 「認証方法の選択」で「スマートフォンを使用する」を選択した場合は、画面のQRコードを読み取って、マイナポータルアプリをインストールします。
    • 利用規約を確認します。
    • マイナポータルへ移動して、マイナンバーカード又はスマートフォンのマイナンバーカードによる認証を行います。
    • 画面の案内に従って、操作を行います。
      詳しくは、「ご利用ガイド/国税庁」をご覧ください。
    e-Taxの事前準備

申告準備/作成する決算書・収支内訳書の選択

事前準備が完了すると、「作成する決算書・収支内訳書の選択」画面が表示されます。

  • 青色申告決算書」を選択して、「次へ進む」をクリックします。
    e-Taxの事前準備

  • 「青色申告決算書の種類選択」から、「営業等所得がある方」を選択して、「青色申告決算書/損益計算書」に従い、売上(収入)と経費を入力します。
    他に所得がある場合(不動産所得、年金等の雑所得)は、各項目を選択して入力します。
    e-Taxの事前準備

  • 青色申告特別控除の入力」で、控除額を入力し、「貸借対照表」の作成を選択します。
  • 「青色申告決算書/貸借対照表」に従い、資産・負債・資本の科目残高を入力します。
  • 入力手順について詳しくは、作成コーナーの操作の手引き「決算書作成(青色申告)編」をご覧ください。
    動画でのガイドは、コチラからご覧いただけます。

作成した「青色申告決算書」のデータを引き継いで「確定申告書」を作成する手順については、以下のご利用ガイドをご覧ください。

e-Tax のサポート(国税庁)

「確定申告書等作成コーナー」の入力・操作方法に関するご質問は、各サポートへお願いいたします。