「売上金額・仕入金額の明細」の入力
2023年12月25日 掲載
インボイス制度の導入に伴い、<令和5年分>から、「青色申告決算書」の様式が、次のように変わります。
- 1ページ目(損益計算書)へ記載の「売上(収入)金額」と「仕入金額」の<取引先別 明細>の記入欄が、3ページ目に新設。
- 3ページ目に追加された、「売上金額の明細/仕入金額の明細」欄へは、取引金額上位4社の「取引先名/住所/取引金額/登録番号(任意)」と、それ以外の取引金額をまとめて記入。
登録番号を記載すると、取引先名・住所の記入を省略できます。
※以上の追加により、「〇減価償却費の計算」の記入件数が、7件へ縮小されます。
現行のソフトには、<取引先別集計機能>が付いておりませんため、お手数をおかけいたしますが、次のようなご対応をお願いいたします。
⇒ 「売上金額の明細/仕入金額の明細」欄への<自動入力機能>の追加を、予定しています。
明細の記載方法
次の手順で、「総勘定元帳」から、「売上」及び(仕入がある場合は)「仕入」データをコピーして、取引先別の金額を、集計してください。
- マイページへログインいただき、「売上_仕入金額の明細」の計算書を、ダウンロードしてください。
zip形式で圧縮されていますので、<解凍>が必要になります。 - 「仕訳帳」へ、「売上」(仕入がある場合は「仕入」)の入力が完了し、決算が終了していることが前提になります。
- 売上金額の場合:
- 「総勘定元帳」から、「勘定区分: 売上」、「勘定科目: 301 売上」を選択して「集計」してください。
- 集計画面から、「月日~貸方金額」までを、マウスで選択して、画面上のメニューから「コピー」を選択します。
- 「売上_仕入金額の明細」の計算書の左上のセルを選択して、右クリックして「プルダウンメニュー」から「形式を選択して貼り付け」を選択します。
表示された「ダイアログ」から、「貼り付け/値」へチェックを入れて「OK」をクリックすると、コピーされます。
「雑収入」がある場合は、同様の手順で、「総勘定元帳」から集計結果をコピーして、「売上」の下へ貼り付けます。 - 計算書へコピーすると、合計金額が、「売上金額」へ表示されます。「総勘定元帳」での集計結果と金額が一致しているか、確認してください。
- 「売上_仕入金額の明細」の計算書の売上先別集計欄へ、「総勘定元帳」の「摘要」へ入力した「取引先名」を入力すると、「売上金額」が自動計算されます。
- 「〇売上(集計)金額の明細」へ、売上上位4社の「売上先名、所在地、登録番号」を記入し、集計した「売上金額」を入力します。
「上記以外の売上先の計(雑収入を含む)」へは、売上合計金額から差引かれた金額が、自動表示されます。
右下の合計金額が、「総勘定元帳」の集計結果と一致しているか、確認してください。
- 仕入金額がある場合:
上記の売上金額の集計手順と同様になります。「総勘定元帳」にて「仕入」を集計して、「売上_仕入金額の明細」の計算書の仕入の集計ページへコピーして、仕入先別の金額を集計してください。
仕入の集計ページは、シートタブをクリックすると表示されます。