2023年4月度/Office 更新プログラムの不具合について
2023年5月8日 掲載
起動時の<ブロック>が解除できない、という不具合が発生
Microsoft社から、4月25日にリリースされた、Office 更新プログラム(バージョン 2304 ビルド 16327.20214) をインストール後、ブロックを解除して起動しても、 <ブロック>が表示される、という不具合が発生しています。
- 5月8日現在: Microsoft社にて「問題となる処理を無効化する処置」が実行され、不具合は解消されています。
※テスト環境では、5月5日より、不具合が解消されたことを確認しております。
不具合の内容
不具合がある Office の更新プログラム
以下の更新プログラムのインストール後に発生しています。
- リリース日 2023年4月25日 バージョン 2304 (ビルド 16327.20214) ※クイック実行
- バージョンの確認方法
Excel を起動して、(画面左側にある)「アカウント」をクリックします。
Office の製品情報から、「Excel のバージョン情報」をご覧ください。
不具合の内容(※ご報告内容)
- マイページからダウンロード後、帳簿ファイルの「プロパティ」からブロックを解除しても、起動すると、<ブロック>されてしまう。
- ブロックを解除して入力中の帳簿ファイルを、起動すると、<ブロック>されてしまう。
原因について
Microsoft社より、原因や修正内容について、今回、正式なアナウンスがありませんが、(情報収集の結果)原因は、次のように考えられます。
- Excel のマクロ有効ブックの起動時に、ファイル名 またはファイルパスに、一部の全角英数文字、記号文字が含まれている場合に、(ブロックを解除したファイルであっても)ブロックされる不具合が発生。
- 本ソフトの場合は、フォルダ名「Excel 2016~2021用_05」の「~」が不具合の対象文字と推測されます。
回避方法
以上の原因から、回避方法は、次のようになります。
- 帳簿ファイルを 「Excel 2016~2021用_05」内へ保存している場合は、ブロックを解除後、「ドキュメント」下へ移動する。
- Excel の「トラストセンター」より、「信頼できる場所」を追加して、そこへ、帳簿ファイルを移動する。
設定方法について詳しくは、コチラをご覧ください。