2022年7月度/Office 更新プログラムの障害について
2022年7月30日 掲載
障害は、一部の環境で発生しています
マイクロソフト社から、7月12日よりリリースされた、Office 更新プログラム をインストール後、起動時にシステムエラーが発生する、というご報告(※)をいただいております。
※2022年7月30日現在、Excel 2016、2019、2021、365 で、合計11件、確認されています。
尚、本ソフトの開発・テスト環境では、システムエラーが確認できないこと、発生のご報告件数が限られていることから、本障害は、一部のご使用環境との不具合ではないかと推測されます。
お手数をおかけして申し訳ございませんが、Excel のバージョン・動作をご確認の上、該当される場合は、以下、回避方法にてご対応いただけますようお願い申し上げます。
障害の内容
該当の更新プログラムのインストール後に、次のような不具合が発生しています。
不具合がある更新プログラム
- リリース日 2022年7月12日 バージョン 2206 (ビルド 15330.20246)
- リリース日 2022年7月18日 バージョン 2206 (ビルド 15330.20264)
不具合の内容(※ご報告内容)
- 2206 (ビルド 15330.20246)をインストール後、起動時に「システムエラーです:&H80004005(-2147467259)エラーを特定できません」が表示され、入力・保存ができない。
- 2206 (ビルド 15330.20264) へ更新後は、起動できるが、保存ができない。
- 「仕訳帳」の「簡単仕訳入力」クリック時に、「visual basicでシステム又は外部コンポーネントによって生成されたエラーが発生しました。」が表示される。
回避方法
先ず、現在のバージョンをご確認ください。
エラーが発生している場合、現時点での回避策は、正常に動作するバージョンへロールバック(バージョンを戻す)して、マイクロソフト社からの修正プログラムの配信をお待ちいただくことになります。
ご了承ください。
Excel のバージョンの確認方法
- Excel を起動して、(画面左側にある)「アカウント」をクリックします。
- Office の製品情報から、「Excel のバージョン情報」を確認してください。
- 最新バージョンの場合 ⇒ 本ソフト(帳簿ファイル)を開いて、動作確認をお願いします。
- 更新前のバージョンの場合 ⇒ 「更新オプション」をクリックして、「今すぐ更新」を選択すると、最新の状態に更新されます。
【ご注意】
更新後に、エラーが確認された場合、コマンド操作によって、更新前のバージョンへ戻す作業が必要になります。予めご了承ください。
コマンド操作が不安な場合は、本件の障害が解決するまでお待ちいただく、という選択もございます。
- 最新の状態(「2206 (ビルド 15330.20264)」以降)で、起動、操作、保存ができれば、問題はございません。
- エラーが表示された場合は、以下、「正常に動作するバージョンへのロールバック」、をご覧ください。
正常に動作するバージョンへのロールバック
本件の回避方法として、マイクロソフト社のコミュニティに、バージョンを「2205」へロールバックする手順が案内され、ロールバックにて、障害の解消が確認されています。
お手数ですが、操作手順(※)をご参照の上、ロールバックを実行いただけますようお願いいたします。
※「返信数(8)」をクリックいただき、ページの中程の、「1. コマンドプロンプトの起動」以下をご覧ください。
コマンド操作が必要になるため、少々難易度が高くなります。予めご了承ください。
ロールバック後は、「Office の更新プログラム」から、必ず「更新を無効にする」を選択してください。
「フィードバック」をお願いいたします
システムエラーを、マイクロソフト社が認知して、修正プログラムのリリースとなりますため、 Excel の起動画面の左メニューの(「アカウント」下の)「フィードバック」から、ご使用環境と不具合の症状を、マイクロソフト社へ、送信いただけますようお願い申し上げます。
ソフトのご使用に、お手数をおかけして、大変申し訳ざいません。
以上、ご対応とご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。