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 売上・売掛金について

経費が先に発生するので、取引先から前もって報酬の一部が入金されました。これはどう仕訳したらいいですか。
サービスの提供や業務の完了前に受け取ったお金は、「前受金」という科目で入力・管理します。入金時に「前受金」で入力し、業務が完了した時点で、「売上」に振り替える、という処理を行います。
  • 【仕訳例】入金時 ※普通預金へ入金の場合
    取引内容 借方 貸方
    前受金の入金(普通預金) 普通預金 前受金
  • 【仕訳例】業務完了(納品)時
    「前受金」を「売上」へ計上します。報酬の残りの支払いが、取引先の支払サイトにより先になる場合、残金は「売掛金」へ計上します。
    取引内容 借方 貸方
    売上へ振り替え 前受金 売 上
    報酬の残金を売上へ計上(売掛) 売掛金 売 上
  • 【仕訳例】売掛金の入金
    残金(売掛金)の入金で、報酬(売上)の回収が完了します。
    取引内容 借方 貸方
    売掛金の入金 普通預金 売掛金
売掛金が入金される際に、(請け負った仕事に使った)ガソリン代や損害保険料が差し引かれて入金されます。これはどのように仕訳したらいいですか。
「売掛金」から、取引先が支払った費用が差し引かれて入金された場合は、「○○費/売掛金」で仕訳します。
取引内容 借方 貸方
売掛金の入金 普通預金 売掛金
ガソリン代 旅費交通費 売掛金
損害保険料 損害保険料 売掛金
借方、貸方合計金額は、必ず売上で記帳した売掛金額と同じになるように記帳します。
請求書を発行した後に、値引きが発生しました。どのような仕訳で入力すればいいですか。
売上の際の仕訳(売掛金/売上)と反対仕訳になります。以下の仕訳で、減額分を入力いただくと、値引き分が、「売上」と「売掛金」の科目残高から差し引かれます。
取引内容 借方 貸方
売上の値引き(売掛) 売上 売掛金
請求額より売上が多く入金されました。入金後に返金した場合、仕訳はどうなりますか。
返金する際の仕訳は、次のようになります。返金額が、「売上」から差し引かれます。

仕訳は、「仕訳パターンの設定」に初期登録されていないため、仕訳パターンへ追加いただくか、または仕訳帳へ直接ご入力いただくようになります。
仕訳帳へ直接入力する方法については、コチラのページをご覧ください。

【仕訳例】
取引内容 借方 貸方
超過分を返金(売上) 売上 普通預金
士業をしています。売上の中から申請手続きの費用を支払う場合は、どのような仕訳になりますか。
申請手続きの費用を、実費請求して売上と一緒に入金されたケースか、申請費用を含めた金額を請求して入金されたケースかで、仕訳が違ってきます。

前者は、申請費用をお客様が負担するため、その金額は「預り金」として処理します。後者は、「売上」から経費として申請料を支払うため、支払い時は経費の科目で処理します。印紙代などは「租税公課」で、手数料などは「雑費」となります。

  • 【仕訳例】申請料1万円(実費請求)を含めて、手続き費用10万円が入金された場合

    入金時:
    取引内容 借方 貸方
    手続き費用の入金 普通預金 90,000 売上  90,000
    ○○申請料 普通預金 10,000 預り金 10,000
    支払い時:
    取引内容 借方 貸方
    ○○申請料の支払い 預り金 10,000 現金 10,000
  • 【仕訳例】売上10万円が入金され、経費として申請料を支払った場合

    入金時:
    取引内容 借方 貸方
    手続き費用の入金 普通預金 100,000 売上  100,000
    支払い時:
    取引内容 借方 貸方
    ○○申請料の支払い(印紙代) 租税公課 10,000 現金 10,000
売上や売掛金を手形で受取った場合の仕訳はどうなりますか。
「受取手形」という資産の科目を使って記帳します。仕訳は次のようになります。
  • 【仕訳例】売上代金として約束手形を受取った場合
    取引内容 借方 貸方
    売上 取引先○○ 受取手形 売上
  • 【仕訳例】売掛金の入金として約束手形を受取った場合
    取引内容 借方 貸方
    売掛金の入金 取引先○○ 受取手形 売掛金

受取った手形が決済されて、当座預金へ入金された場合の仕訳は次のようになります。

  • 【仕訳例】
    取引内容 借方 貸方
    手形が決済されて入金 当座預金 受取手形
以上の仕訳は、「仕訳パターンの設定」に初期登録されていませんので、「売上・入金」の取引区分へ追加してください。

仕訳パターンを追加いただく前に、「受取手形」が、「勘定科目の設定」で【使用】の設定になっていることを確認してください。
美容院を経営しています。消耗品で購入したシャンプーを販売した場合、仕訳はどうなりますか。
購入時に「消耗品費」で処理(記帳)したシャンプーを販売した場合、仕訳は次のようになります。
  1. 【仕訳例】シャンプーを販売した時
    取引内容 借方 貸方
    売上(シャンプー) 現金 売上
  2. 【仕訳例】売れたシャンプーの原価(購入金額)を、 「消耗品費」から「仕入(売上原価)」へ振り替え。
    仕訳を入力すると、売れた分の購入金額が「消耗品費」から差引かれて、「仕入」へ移動します。
    取引内容 借方 貸方
    仕入へ振り替え 仕入 消耗品費
Webショップを運営しています。お客様から、商品代金の他に送料(一律)と代引き手数料を受け取っています。送料や代引き手数料は、売上に含めていいのでしょうか。
商品代金に加えて配送料を請求する場合は、「売上」に含めて計上し、そこから、経費として送料を支払うことになります。仕訳は次のようになります。

※販売時に、「<実費>として送料をいただきます」と明記し、請求金額と支払金額が同じ場合は、「売上」に含めず「立替金」で処理することもできます。

  1. 【仕訳例】商品を販売した時
    取引内容 借方 貸方
    売上(商品代金+送料) 売掛金 売上
  2. 【仕訳例】普通預金に入金があった時
    取引内容 借方 貸方
    仕入へ振り替え 普通預金 売掛金