資金繰り表

---

「資金繰り表」を作成すると、お金の出入りが一目で分かるようになります。

資金繰り表の活用法

「資金繰り表」へ、売上の入金予定額と経費の支出予算額を入力すると、いつお金が足りなくなるかを簡単に把握することができます。経費予算額は１年分を入力します。

１年間のお金の動き、その全体を見渡すところに意味があります。

売上目標まで、あとどの位かが分かれば、やる気が出るというものです。
また、資金が足りなくことが分かれば、早目に対応考え行動に移すことができます。

独立して事業主になると、お金の管理が重要な仕事になります。
「資金繰り表」は、それを一目で分かるようにする経営管理ツールです。
ぜひ、活用してみてください。

資金繰り表の入力方法

入力の手順は次の通りです。

1. 「前月繰越」へ、事業の現金と預金口座の残高の合計金額を入力してください。
2. 「収入」へ、売上や売掛金の入金予定金額を入力していきます。
3. 「支出」へ、各費用の予算額を入力してください。予算は、少な目ではなく、余裕を持たせた金額にしておきましょう。
   

   フリーランス、個人事業では、事業主の給与が経費になりません。そのため、支出予算欄の生活費は事業主給与の意味になります。

   • 毎月支払う経費（家賃、水道光熱費、通信費など固定費）の予算金額
   • 事業の諸経費（変動費）の予算額　※決算データを参考にして予測。
   • 外注先へ支払う費用が発生したら、その金額を支払月に入力
   • 生活費の予算額
   • 保険・税金の支払い予定額
4. 売上以外の入金（開業資金、事業資金、借入金など）は、「財務収入」へ入力してください。
5. ローンの返済や積立貯金などは、「財務支出」へ入力してください。
6. 「次月繰越」に、月末の残高が表示されます。各月末の過不足が一目瞭然になります。
7. 「売上目標」を入力すると、実績と達成率が表示されます。