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 期首残高の入力


期首残高の入力方法

前年から引き継ぐ科目残高がある場合は、期首残高を入力してください。

期首残高は、前年期末の「資産」・「資本」・「負債」の科目残高になります。ケースに従って、期首残高の入力が必要かどうかを確認してください。

 白色申告/青色申告10万控除  開業年

前年が白色申告の方、青色申告10万円控除で「貸借対照表」を作成していない方は、科目残高の入力項目チェックをして、引き継ぐ金額がある場合は、期首残高へ入力してください。
期首残高の入力項目チェックへ

・開業した年は、前年から引き継ぐ残高はないので、期首残高はブランクのままOKです。

開業年のチェックボタンをクリックして、次の設定へ進んでください。

仕訳パターンの設定へ進んでください

 青色申告(貸借対照表あり)

前年が青色申告で「貸借対照表」を作成している方は、「貸借対照表」の期末残高を、期首残高へ入力してください。
入力時の注意点へ

期首残高の入力項目チェック

前年に白色申告、または青色申告10万円控除で「貸借対照表」を作成していない場合は、次の項目に該当する場合は、期首残高の各科目欄へその金額を入力してください。

チェック項目 期首残高へ入力する科目名
・売上入金にある銀行口座の前年末の残高 普通預金
・事業用の現金を管理していた場合、その残高 現 金
・前年に納品して未入金になっている売上 売掛金
・前年の経費で未払いになっている費用 未払金
・償却中の減価償却資産の未償却残高 工具器具備品、車両運搬具、建物」など

入力時の注意点

  • 期首残高の入力は、セル上から直接行っていただけます。
  • 「普通預金」の口座が1つの場合は、「104 普通預金」へ残高を入力してください。
  • 預金口座が複数ある場合は、「1041 以降」へ銀行口座毎に残高を入力してください。補助科目の合計金額を「104 普通預金」へ入力することは不要です。
    ※銀行名がブランクの場合は、「勘定科目の設定③」で、補助科目を追加してください。
  • 入力後、借方残高と貸方残高の合計金額がイコールになっていることを確認してください。

「元入金」は、科目残高を入力すると自動計算されます。


期首残高へ入力すると、「残高試算表」及び「総勘定元帳」、決算書の「貸借対照表」の期首残高へ自動転記されます。